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母の善意とガールスカウト

私が小学校3年生の頃、学校でなかなか友達ができなかったらしく、母がえらく心配していたそう。

当時の担任に相談したら、ガールスカウトに入ることを勧められたそうで、その後、私は母からほぼ強制で入会させられた。

 

私自身は友達ができない事やうまく友達とやっていけないことに特には悩んでいなかった。

と言っても、当時の記憶があまりないのだが。

 

ただ母はそんな私が心配で、なんとかしてあげたいと思っただけなのだろう。

 

入会金や月謝や制服諸々…すごくお金がかかったと思う。

一年ぐらいで退会したような記憶がある。

ガールスカウトでの体験が全て無駄だったとは思わないけれど、

それならば、私が習いたかった剣道を習わせてもらいたかった。

もし、剣道を習っていたら、内面からもっと強くなれたかもしれない。

 

心と身体はつながっているから。

 

ガールスカウトの一件は母の善意からだった。

私は全く入りたくなかったし、完全にズレてはいたけれど…

 

今は母が心配してくれた気持ちも充分に理解できる。

 

やりたくない事を無理にさせてもエネルギーが消耗するだけで、やりたい事をさせてあげた方が楽しいし、それは後々身になるはずだから。

 

この体験は自分自身の子育てで反面教師にしている。